車両 丸ノ内線車両のカラーリングの逸話 日本に鉄道が誕生してから、日本の鉄道車両技術は海外に学ぶことで発展を遂げてきましたが、その発展は戦争の影響により10年もの間、足止めにされていました。戦後の混乱の中、1946年に鉄道官僚であった鈴木清秀は帝都高速度交通営団(現在の東京メトロ)の三代目総裁に就任し、営団の未来のために日本で最も優れた運転屋と言われ、帝都高速度交通営団(現在の東京メトロ)の理事を務めた東義胤を招き入れ、日本の鉄道技術をリードすべく準備が整えられていました。 2023.07.27 車両
建築 札幌駅と北海道新幹線 札幌駅はJR北海道最大の拠点駅です。現在、2031年の北海道新幹線新函館北斗ー札幌間延伸に向けて、工事が進んでいます。延伸に合わせて駅舎については、「大地の架け橋」をコンセプトに札幌の活力ある都市の街並みと北海道の雄大な大自然をつなげる架け橋として、創生川に面した新しい札幌の顔となるようデザインされることになっており、内装には北海道と札幌市にゆかりのある素材を活用するなど地域と連携した駅づくりを行うことになっています。 2023.06.22 建築経営設備車両運転
車両 今は東武で活躍するC11形325号機 C11形325号機は、1946年3月に日本車輛製造熱田工場にて製造され、関東地方や東北地方の国鉄各線で活躍しました。国鉄の動力近代化計画によって1972年に廃車となり、廃車後は国鉄新潟鉄道管理局(現在のJR東日本新潟支社)が新潟県北蒲原郡水原町(現在の新潟県阿賀野市)へ譲渡し、水原町立水原中学校に静態保存されたものの真岡鐡道がSLもおか号の予備機として運用するために1996年3月に真岡鐡道真岡駅に移設され、JR東日本大宮工場(現在のJR東日本大宮総合車両センター)での復元工事を経て、1998年11月から真岡鐡道でSLもおか号の牽引機として営業運転を開始しました。 2023.06.08 車両
車両 野田線のイメージを一新させた60000系 東武鉄道60000系は8000系の置き換えを目的に開発された車両です。60000系が導入されるまで野田線の車両は伊勢崎線や東上線から野田線へ転属した8000系が大半を占めていましたが、野田線の前身である総武鉄道と東武鉄道が合併して以降、野田線としては初めての新型車両です。8000系の置き換えについては、新型車両の導入とホームドアの設置に伴い廃車になった東京メトロ日比谷線の03系を東京メトロから購入する形で置き換えることになっていましたが、新型車両を開発することによって従来の野田線のイメージを一新させました。 2023.05.18 車両