東武鉄道80000系は来年の春以降に就役

車両

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東武アーバンパークラインには、今年度以降に新型車両80000系が導入されますが、先日、来年の春以降に就役することが発表されました。

80000系は、東武グループが目指す「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に、子育て世代に優しい車両をコンセプトとし、お子様連れの方が快適に利用出来るよう全車両にたのしーとを設定します。外観は、東武アーバンパークラインの車両であることが一目で分かるように、60000系と同様のフューチャーブルーとブライトグリーンのカラーリングを基調とし、先頭の形状はエッジを際立たせることで、先進性を表現するデザインとなり、車内は、リビングをテーマとして、乗車した瞬間に気持ちが安らぐような落ち着いた客室を表現することになっており、小さなお子様が抱っこなしでも景色を見やすいように、先頭車の窓は一部低くした設計になり、安心して利用出来る空間を提供するために、防犯カメラが設置されます。主電動機(モータ)に本格搭載としては私鉄では初めて東京メトロと三菱電機が共同で開発した世界初の同期リラクタンスモーターシステムと同一のシステムである車両推進システム(SynTRACS)を搭載することになっており、蓄電池にはリチウムイオン二次電池 SCiB™と SIV 装置を組合わせた車上バッテリシステムを採用し、車上データ有効活用システムRemoteを搭載することによって、検査の自動化を目指すことになっています。近年の輸送動向を踏まえこの新型車両の導入に合わせて、東武アーバンパークラインで運転される列車の両数が、6両から5両に変更される予定で、25編成が導入されることになっていますが、5両化によって余剰となる60000系の中間車を80000系の内装に合わせた改造を行った上で、中間車に組み込むことが予定されており、一部の編成については全車両を新造することになっています。

近畿車輛で製造されることになっており、世界初の鉄道用同期リラクタンスモータと同一のシステムである車両推進システム(SynTRACS)の搭載は、東武鉄道が行っている温室効果ガスの削減に向けた取り組みの一環で、80000系が導入されることによって、東武アーバンパークラインのイメージは、さらに向上するでしょう。

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