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東京メトロが有楽町線の車両にも線路設備モニタリング装置を搭載

車両
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東京メトロは、JR東日本のノウハウを活用して東西線15000系に、線路設備モニタリング装置を搭載することを4月に公表していますが、新たに有楽町線の車両にも搭載されることになりました。

線路設備モニタリング装置とは、営業用の車両に搭載して走行中に線路の状態を確認することが出来る装置で車両の床下に搭載されており、軌道変位を測定する軌道変位モニタリング装置と軌道部材を検査する軌道部材モニタリング装置の2つの装置から構成されています。線路設備モニタリング装置を導入することによって、高頻度に線路の状態を把握することが可能になり、タイムリーに補修作業を行うことで、効果的な保線作業と営業列車が走行した状態で保線作業の結果を評価することも可能になるので、安全性と乗り心地の向上が期待されます。

現在、東京メトロでは、状態基準保全(CBM)の導入に向けた技術開発を進めており、鉄道の安全・安定性の向上と生産性向上を目指し、早期に設備の状態基準保全(CBM)を確立するには、他社で実績のある技術を導入するのが効率的であると判断したため、JR東日本のノウハウを活用していますが、線路設備モニタリング装置の導入が広がることによって、安全・安定輸送のさらなる向上を期待したいです。

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