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常磐快速線にも導入が検討されたE233系

E233系は、JR東日本の首都圏の線区では、主力の通勤型電車ですが、常磐快速線にも導入が検討されたことがあります。 混雑の緩和と速達性の向上を図るために、2015年に上野東京ラインが開通し、常磐快速線は上野東京ラインへ直通運転を行っていますが、上野東京ラインの開通に伴い車両不足を補う必要が生じたため、E233系の導入が検討されました。
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東武アーバンパークラインの新型車両の系式は80000系に

東武アーバンパークラインには、来年度以降に新型車両が導入される予定ですが、系式は80000系になることが、先日明らかになりました。 80000系は、主電動機(モータ)に本格搭載としては私鉄では初めて東京メトロと三菱電機が共同で開発した世界初の同期リラクタンスモーターシステムと同一のシステムである車両推進システム(SynTRACS)を搭載することになっており、蓄電池にはリチウムイオン二次電池 SCiB™と SIV 装置を組合わせた車上バッテリシステムを採用し、車内は、お子様連れの方が快適に利用出来るようベビーカーのすぐ横に保護者が座れる専用席を設置し、小さなお子様が抱っこなしでも景色を見やすいように、先頭車の窓を一部低くした設計になります。
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東武鉄道10080系が廃車に

東武鉄道初のVVVFインバータ制御車でもある10080系が、先月末に団体臨時列車を兼ねて東武鉄道資材管理センター北館林解体所へ回送され、廃車になりました。 10080系は1988年に就役し、試行要素が強い車両で、制御装置は100系スペーシアの開発に生かされ、2007年に主電動機(モータ)と制御装置が、50000系列と同様の物に換装されています。
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JR北海道が通勤型交流電車を新造

JR北海道が、2024年度から2025年度にかけて、6両固定編成の通勤型交流電車を新造することが、先日公表されています。 系式と車両のデザインについては、公表されていませんが、川崎車両で製造することになっており、他の車両と併結して走行することは、考えられていないようです。
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世界初の鉄道用同期リラクタンスモータ(SynTRACS)

東京メトロは、日本で初めて地下鉄を運営した鉄道事業者として、最新の技術を積極的に導入し鉄道業界を先導していますが、世界で初めて鉄道用同期リラクタンスモータの開発に成功しました。 同期リラクタンスモータシステム(SynTRACS)は、同期リラクタンスモータ(SynRM )と駆動用インバータ(フル SiC 素子採用)で構成されており、従来車両で用いられる誘導電動機(モーター)と比較して発熱損失が少なく高効率で、電動機出力を増加して回生ブレーキ領域を拡大し、消費電力量を低減することが出来ます。永久磁石同期電動機(PMSM)と比較しても、レアアースである永久磁石が不要となり回路もシンプルなものとし、省保守化を図ることが出来るのも特徴です。