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液体式気動車

車両
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近年、非電化の線区では、電気式気動車やハイブリッド式気動車の導入が進んでいますが、国鉄時代の末期から、民間企業や海外の技術によって大幅に改善が進んだ液体変速機を活用し、開発された液体式気動車が広く活躍しています。

液体式気動車は、電気式気動車と比較して、小型軽量で起動時のけん引力が大きいなど、多くの長所があり、気動車とディーゼル機関車には、全面的に採用されています。かつては、走行性能は電車並みの加速力に及びませんでしたが、新車では電車並みの走行性能がある車両もあり、日本には、鉄道車両に対する環境規制・基準はありませんが、環境性能の向上は燃費の効率の向上にもつながるので、車両メーカーが積極的に取り組んでおり、昔は効率の悪さが指摘されてきましたが、様々な技術により、飛躍的な進歩を遂げてきました。

最近では、車両規格の共通化が進み電車との機器共通化を図る動きがありますが、現在、電車と共通の車両基地と工場で車両検修を行うことが多く、部品や仕様の共通化によって、整備の効率化とコスト削減を図っています。日本では、山岳線区が多いため、液体式気動車の方が優位と考えられるので、ハイブリッド式気動車と電気式気動車の導入が進んでいますが、今後も液体式気動車は幅広く活躍するでしょう。

参考文献

なぜ日本の列車は秒刻みで動くのか 荒木文宏株式会社交通新聞社2021年10月15日発行

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