JR北海道

運転

新千歳空港ー旭川間直通列車運転構想

新千歳空港と旭川空港の利便性を向上するために、JR北海道と北海道エアポートの間で、新千歳空港ー旭川間を乗り換えなしで結ぶ直通列車を運転する構想があります。 この構想は、旭川空港を新千歳空港に次ぐ準拠点空港として位置付ける計画があり、両空港を行き来する際の新ルートが必要と判断されたことによるもので、石勝線と室蘭本線を経由し、岩見沢から函館本線を通るルートが想定されており、直通列車の運転は、旭川空港の施設改修などが本格化する2025年度以降に合わせて行われる予定です。
経営

JR東日本とJR北海道の経営統合

函館線大沼駅構内貨物列車脱線事故が発生してから、今年で10年が経ちましたが、JR北海道の経営の立て直しを図るために、JR東日本とJR北海道の経営統合が、政府で検討されています。 旧国鉄は、戦後の高度経済成長期における輸送需要に対応出来なかったため、幹線の複線化と電化、新線の建設、新製車両の導入、特急列車の増発、リゾート列車の運転など増収に向けた施策を行ったものの、国鉄の赤字は雪だるま式に膨らみ社会問題となり、1982年度に1日あたりの赤字額が57億円に膨らみ、破産状況を迎えてしまいました。経営状況を改善するために国鉄当局は業務の見直しを計画しましたが、これに反対した労働組合は何度もストライキを決行したため鉄道離れに拍車が掛かり、貨物輸送が大幅に減少し荷物輸送と郵便輸送が廃止となり、利用者が少ない地方交通線の廃止が行われました。
車両

JR東日本が線路設備モニタリング装置にAI(ディープラーニングモデル)を導入

JR東日本は、ICTを活用した業務革新の一環として線路設備モニタリング装置の導入を進めていますが、JR東日本と理化学研究所がAIのディープラーニングモデル(DLM)を開発したことが先日発表されました。線路設備モニタリング装置とは、営業用の車両に搭載して走行中に線路の状態を確認することが出来る装置で車両の床下に搭載されており、軌道変位を測定する軌道変位測定装置と軌道材料を検査する軌道材料検査装置の2つの装置から構成されています。
車両

E3系1000・2000番台にH5系への併結対応改造を施工

山形新幹線のE3系1000・2000番台にH5系への併結に対応するための改造が施工されたそうです。
経営

札幌駅と北海道新幹線

札幌駅はJR北海道最大の拠点駅です。現在、2031年の北海道新幹線新函館北斗ー札幌間延伸に向けて、工事が進んでいます。 延伸に合わせて駅舎については、「大地の架け橋」をコンセプトに札幌の活力ある都市の街並みと北海道の雄大な大自然をつなげる架け橋として、創生川に面した新しい札幌の顔となるようデザインされることになっており、内装には北海道と札幌市にゆかりのある素材を活用するなど地域と連携した駅づくりを行うことになっています。