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昨年の冬に、JR北海道が6両固定編成の通勤型交流電車を新造することを公表しましたが、系式は、733系4000番代であることが、先日明らかになりました。
733系は、札沼線の電化に伴う札幌圏の輸送力増強を目的に731系のコンセプトを基準として、731系の就役以降に採用された技術の導入やユニバーサルデザイン・バリアフリーに対する要求を満足するための変更を行い、JR北海道の通勤型電車の基本とするべく開発を行った車両です。4000番代は、客室の窓が換気用に開閉出来るのが特徴で、車体は、川崎車両の鉄道車輛ブランドefACEの構体を採用し、快速エアポートで運用するために、指定席車両uシートを連結しています。
JR北海道は、2019年に快速エアポートで運用している721系を2023年度と2024年度に、733系へ置き換えることを発表していましたが、2024年度から2025年度にかけて7編成製造することになっています。
参考文献
「鉄道投稿情報局 733系4000番代甲種輸送が札幌運転所に到着」鉄道ホビダスURL(https://rail.hobidas.com/rmnews/499129/)2024年5月25日参照
「733系4000番台が川崎車両で製造中」4号車の5号車寄りURL(https://4gousya.net/forums/post/733系4000番台が川崎車両で製造中)2025年5月25日参照
「JR北海道グループ長期経営ビジョン」等について 2019年4月9日北海道旅客鉄道株式会社
「特集車両技術 733系通勤形交流電車の概要」泉弘之・片岡健一・山口義貴 JREA2012年5月号一般社団法人日本鉄道技術協会平成24年5月1日発行
※写真は733系3000番代
