東京メトロ

車両

似たような車両が増えている理由

最近の鉄道車両は、似たような車両が増えていますが、なぜでしょうか。 その理由は、車両規格の共通化が進んでいるからで、かつては、開発時に鉄道会社ごとの独自のコンセプトや設計により、車両メーカーに個別発注をしていましたが、会社によって車両の寸法や設備的条件など異なり、車両や搭載する機器の設計作業は、系式が異なるごとに膨大な時間を掛けて行われる一方、製造に必要な治具なども、構造が異なるたびに新たに準備が必要となるため、製造コストが高く付いていました。
建築

有楽町線の延伸に合わせて豊洲駅を改良

東京メトロ有楽町線豊洲ー住吉間の延伸に合わせて、豊洲駅の改良工事が行われるそうです。 豊洲駅周辺は、開発が進み朝・夕のラッシュ時間帯を中心に、慢性的な混雑が課題になっているため、面積を大幅に拡張し、A線のホームを外側に1本増設して、営業線のトンネルを改造する土木工事も行われることになっています。
建築

東京メトロ東西線南砂町駅の改良工事

現在、東京メトロでは東西線の遅延防止と混雑緩和を図るために、南砂町駅の改良工事を進めています。 これまで、輸送障害が発生し前を走行する列車が遅れていた場合、後続の列車が詰まってしまい、駅の手前で列車間隔が詰まり、駅間で停車して閉塞待ちをする必要がありましたが、大規模掘削により、線路とホームを増設することによって、B線を同一方向に進む列車が、ホームの両側に交互で、発着することが可能になり、ホームにおける安全性も向上します。
建築

トンネル内冷房

東京メトロは、全車両にエアコンを搭載していますが、かつてはエアコンを使用するとトンネル内の気温が上昇する原因になるため、車両のエアコンは搭載せず、トンネル内にエアコンを設置して、冷えた空気を車内に取り入れていました。
車両

東京メトロ9000系の8両編成化

東京メトロは、南北線の輸送力増強を目的に増結車として、9000系の中間車2両を新造し、9000系9109編成に組成した上で、昨年の12月16日から営業運転を開始しています。 相鉄・東急直通線の開通に合わせて、東京メトロは南北線の8両編成化を計画し、増結車の9000系の中間車2両は、2021年に新造されました。増結車の9000系の中間車2両は、既存の9000系の仕様に合わせた部分もありますが、16000系をベースに設計されており、増結車の新造に合わせてリニューアルでもあるB修工事も施工され、車内はサービスの向上を図るために最新型の車両と同等の水準に改修し、乗務員室の運転台が、グラスコックピット運転台に交換されています。