北東北3エリアの一部線区でSuicaの利用が可能に

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現在、JR東日本は中期経営計画の「変革2027」において様々な場面においてSuicaを利用出来る「Suicaの共通基盤化」を進めていますが、その一環として来年の5月27日土曜日から北東北3エリアの一部線区において、Suicaの利用が可能になります。

利用出来る区間については盛岡・青森・秋田の3エリアに分かれ、盛岡エリアは東北本線北上ー盛岡間・田沢湖線盛岡―雫石間・釜石線花巻ー新花巻間、青森エリアは奥羽本線弘前ー青森間、秋田エリアは羽越本線新屋ー秋田間・奥羽本線和田ー追分間・男鹿線全線で、Suica定期券の利用も可能になります。

来年の3月18日土曜日に開業する田沢湖線前潟駅でも、北東北3エリアでのSuica使用開始日からSuicaの利用が出来る予定で、東北本線油島ー平泉間の一部の駅でも利用することが出来ますが、首都圏エリアや仙台エリアなど、他のエリアとまたがって利用することは出来ません。SuicaをJREPOINTに登録しSuicaで乗車するとJREPOINTを貯めることが出来ます。東北新幹線北上ー盛岡間で新幹線定期券FREX/FREX パルをSuica定期券として利用することも可能になり、他のエリアについては磁気定期券のみの利用となりますが、SuicaはSuicaエリア内のみどりの窓口で購入することが可能です。

Suicaは相互利用が可能な全国の鉄道・バスで利用することが出来ますが、青森市のAOPASS・岩手県交通のIwate Green Pass・岩手県北自動車のiGUCA・秋田中央交通のAkiCA・弘南バスのMegoICaなどの地域連携ICカードと相互利用も可能です。

また、これと同時に新たな改札システムの利用を開始する予定で、従来自動改札機にあったSuicaの主要な機能をセンターサーバーに集約します。従来のシステムでは自動改札機で運賃を計算していましたが、運賃計算機能を中央のサーバーに集約しクラウド化することによって、将来的にSuicaエリア拡大などの多様なサービスの提供の実現出来るようシステムのクラウド化を進める方針です。

今後、Suicaは2024年春に奥羽本線(山形線)かみのやま温泉ー村山間と左沢線北山形ー寒河江間でも利用が可能になる予定で、将来的にJR東日本全線においてSuicaの利用を可能にする計画もあり、Suicaエリアの北東北3エリアへの拡大はJR東日本の改札システム進化の第1歩となりそうです。

参考文献

「北東北3県における Suica ご利用エリアの拡大について ~2023 年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアで Suica をご利用いただけるようになります~」東日本旅客鉄道株式会社2021年4月6日のニュースリリース

「2023年5月27日(土)北東北3エリアで Suica がデビューします !」 東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社・秋田支社2022年12月12日のニュースリリース

JR東日本グループ経営ビジョン変革2027

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