今は東武で活躍するC11形325号機
C11形325号機は、1946年3月に日本車輛製造熱田工場にて製造され、関東地方や東北地方の国鉄各線で活躍しました。国鉄の動力近代化計画によって1972年に廃車となり、廃車後は国鉄新潟鉄道管理局(現在のJR東日本新潟支社)が新潟県北蒲原郡水原町(現在の新潟県阿賀野市)へ譲渡し、水原町立水原中学校に静態保存されたものの真岡鐡道がSLもおか号の予備機として運用するために1996年3月に真岡鐡道真岡駅に移設され、JR東日本大宮工場(現在のJR東日本大宮総合車両センター)での復元工事を経て、1998年11月から真岡鐡道でSLもおか号の牽引機として営業運転を開始しました。