東京メトロ

建築

東京メトロ東西線南砂町駅の改良工事

現在、東京メトロでは東西線の遅延防止と混雑緩和を図るために、南砂町駅の改良工事を進めています。 これまで、輸送障害が発生し前を走行する列車が遅れていた場合、後続の列車が詰まってしまい、駅の手前で列車間隔が詰まり、駅間で停車して閉塞待ちをする必要がありましたが、大規模掘削により、線路とホームを増設することによって、B線を同一方向に進む列車が、ホームの両側に交互で、発着することが可能になり、ホームにおける安全性も向上します。
建築

トンネル内冷房

東京メトロは、全車両にエアコンを搭載していますが、かつてはエアコンを使用するとトンネル内の気温が上昇する原因になるため、車両のエアコンは搭載せず、トンネル内にエアコンを設置して、冷えた空気を車内に取り入れていました。
車両

東京メトロ9000系の8両編成化

東京メトロは、南北線の輸送力増強を目的に増結車として、9000系の中間車2両を新造し、9000系9109編成に組成した上で、昨年の12月16日から営業運転を開始しています。 相鉄・東急直通線の開通に合わせて、東京メトロは南北線の8両編成化を計画し、増結車の9000系の中間車2両は、2021年に新造されました。増結車の9000系の中間車2両は、既存の9000系の仕様に合わせた部分もありますが、16000系をベースに設計されており、増結車の新造に合わせてリニューアルでもあるB修工事も施工され、車内はサービスの向上を図るために最新型の車両と同等の水準に改修し、乗務員室の運転台が、グラスコックピット運転台に交換されています。
運転

綾瀬ー北千住間がJR東日本常磐線と東京メトロ千代田線の共同区間である理由

綾瀬ー北千住間は、JR東日本常磐線と東京メトロ千代田線の共同区間になっていますが、なぜでしょうか。 元々綾瀬駅は旧国鉄が管理していましたが、当時の帝都高速度交通営団(現在の東京メトロ)は、千代田線の車両基地である綾瀬検車区の用地を綾瀬駅の北方約2.5㎞の地点に確保していたため、千代田線の開通に合わせて共同使用駅となり、東京メトロが管理しています。
経営

東京メトロが来年度の夏以降に完全民営化へ

東京メトロは、国と東京都が株式を保有する特殊会社で、国と東京都は株式の売却を進めて完全民営化をすることになっており、東京メトロは株式上場に向けた準備を進めていますが、国と東京都が東京メトロの株の売却を来年度中に開始し、東京メトロは来年度の夏以降に株式の上場を目指すことが、先日の報道で明らかになりました。