秋田新幹線の新線計画

運転

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秋田新幹線は田沢湖線との共用区間である大地沢信号場ー志度内信号場間で仙岩峠を越えます。所要時間の短縮と防災対策、設備の老朽化に対応するために仙岩峠に新仙岩トンネルを掘削し、新線を建設する計画があります。

仙岩峠を越える区間である赤渕ー田沢湖間は1966年に開通しましたが蒸気機関車の走行を前提に建設されたため、曲線や急勾配が多く複線区間と単線区間が混在しているため所要時間が増す要因となっており、仙岩峠では豪雪・大雨・強風による自然災害が多発しているため、抜本的な対策が必要になっています。この区間では、経年40年以上の橋梁が集中しており、急曲線が多く橋梁を架け替えるための配線が困難で架け替え工事を行う場合、仮設道路や仮桟橋が必要となり建設費用と工期が膨大になるため、長期運休を伴う工事が必要となってしまいますが、新仙岩トンネルを掘削して仙岩峠に新線を建設した場合、東京ー秋田間の所要時間が7分短縮され、悪天候による運休のリスクが減り、長期運休することなく設備の安全性を向上させることが出来ます。

開通時期については未定ですが、仙岩峠に秋田新幹線の新線が建設されることにより速達性と安全性が向上し、地域活性化も見込まれ秋田新幹線の高速化と首都圏と北東北との交流人口の増加に留まらず、東日本地域全体にその効果が及びJR東日本の新幹線網全体に大きなメリットがあります。

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参考文献

秋田新幹線トンネル整備の早期実現に向けて 秋田県

「秋田新幹線新仙岩トンネル整備計画の推進に関する覚書の締結について」 秋田県・東日本旅客鉄道株式会社2021年7月26日ニュースリリース

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