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E721系0番代の指定席車両

車両
JR東日本E721系0番代指定席車両
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JR東日本仙台支社(現在の東北本部)は、2020年3月14日に行われたダイヤ改正から磐越西線郡山ー会津若松間で、快速あいづの運転を開始しましたが、それに合わせて、磐越西線は観光需要がある線区で、着席の要望も多いため、E721系0番代P12編成の客室の半分に回転式リクライニングシートを設置し、指定席車に改造しました。

車体のカラーリングと内装は、会津地域を連想させるデザインで、郡山方の車両1両の約半分は半個室空間とし、座席は14席配置されており、リクライニングシートのデザインは、HB-E300系をベースにしています。

配置されている車両基地がJR東日本仙台車両センターなので、回送列車として東北本線郡山ー仙台間を走行することもありますが、JR東日本がこのような形で指定席車両を運用するのは、磐越西線が初めてです。

参考文献

JR路線大全Ⅲ 羽越・奥羽本線「旅と鉄道」編集部 株式会社天夢人2023年6月30日発行

「NEWS FILE REVISION E721系2両編成×1本のうち、1両の半室をリクライニングシートの指定席として設定 JR東日本 磐越西線で快速〔あいづ〕運転開始」鉄道ダイヤ情報2020年5月号株式会社交通新聞社令和2年4月15日発行

「磐越西線への指定席着席サービスの導入」中神匡人 JREA2020年5月号一般社団法人日本鉄道技術協会令和2年5月1日発行

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