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奥羽本線新庄ー大曲間を非電化化し信号システムを特殊自動閉塞式にして駅を削減する構想があるそうです。
JR東日本では、サスティナブルな鉄道事業を構築するために輸送設備のスリム化を図る計画がありますが、非電化化は架線と変電設備を撤去することになるので、設備の保守と更新に掛かるコストの削減や奥羽本線は交流電化区間であるため直流電車より車両の製造コストが高い交流電車が必要となりますが、車両製造コストの削減を図ることが可能になります。
非電化になった場合、車両は気動車となることが考えられますが、信号システムは軌道回路を省略した特殊自動閉塞式となり、同区間は乗降人員が少なく駅名までは明らかになっていませんが、駅の削減を行う構想もあります。
非電化化については磐越西線会津若松ー喜多方間にも同様の計画がありますが、奥羽本線新庄ー大曲間の運転体系がどのような形になるのか、今後に注目したいです。
参考文献
「奥羽本線大曲~新庄間で「非電化」の構想(労組資料)」4号車の5号車寄り
URL( https://4gousya.net/forums/post/奥羽本線大曲~新庄間で「非電化」の構想(労組 )2023年4月11日参照
2021年3月期 決算説明会 2021年4月30日東日本旅客鉄道株式会社
「ご利用の少ない線区の経営情報を開示します」2022年7月28日東日本旅客鉄道株式会社ニュースリリース