経営

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埼玉県を経営基盤とする東武鉄道と西武鉄道

埼玉と東京を結ぶ鉄道会社を代表するのは、東武鉄道と西武鉄道の2社ですが、会社の規模は比較的近く、沿線住民を東京へ輸送することで、会社を発展させてきました。東武鉄道は、東京と繊維産業が盛んだった群馬・栃木の両毛地域を結ぶことを目的として、1897年に設立され、1899年8月27日に北千住ー久喜間が開通します。
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JR東日本とJR北海道の経営統合

函館線大沼駅構内貨物列車脱線事故が発生してから、今年で10年が経ちましたが、JR北海道の経営の立て直しを図るために、JR東日本とJR北海道の経営統合が、政府で検討されています。旧国鉄は、戦後の高度経済成長期における輸送需要に対応出来なかったため、幹線の複線化と電化、新線の建設、新製車両の導入、特急列車の増発、リゾート列車の運転など増収に向けた施策を行ったものの、国鉄の赤字は雪だるま式に膨らみ社会問題となり、1982年度に1日あたりの赤字額が57億円に膨らみ、破産状況を迎えてしまいました。経営状況を改善するために国鉄当局は業務の見直しを計画しましたが、これに反対した労働組合は何度もストライキを決行したため鉄道離れに拍車が掛かり、貨物輸送が大幅に減少し荷物輸送と郵便輸送が廃止となり、利用者が少ない地方交通線の廃止が行われました。
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埼玉高速鉄道の延伸計画

埼玉高速鉄道は、赤羽岩淵ー浦和美園間14.6Kmを結ぶ路線ですが、蓮田まで延伸する計画があります。
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つくばエクスプレスの秋葉原―東京間延伸計画

つくばエクスプレスは秋葉原ーつくば間58.3Kmを結ぶ路線で、今年の8月で開通から18年が経ちますが、秋葉原ー東京間の延伸計画があります。つくばエクスプレスの整備計画は、1985年に運輸政策審議会答申第7号により、常磐新線として東京から秋葉原、浅草、北千住、八潮市南部、三郷市中央部、流山市南部、柏市北部を経由して北相馬郡守谷町を結び、将来的に筑波研究学園都市まで延伸するというもので、常磐線の混雑緩和と沿線開発を目的に、茨城県の主導で検討が進められていました。
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幻に終わった青森鉄道管理局の設置

鉄道管理局とは、国鉄時代に国鉄の路線を地域ブロックに分けて管理するために設置されていた国鉄の出先機関のことで、終戦後の混乱が収まっていない1949年に、東北では青森鉄道管理局の設置が期待されていました。