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東武鉄道10080系が廃車に

車両
東武鉄道10080系
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東武鉄道初のVVVFインバータ制御車でもある10080系が、先月末に団体臨時列車を兼ねて東武鉄道資材管理センター北館林解体所へ回送され、廃車になりました。

10080系は1988年に就役し、試行要素が強い車両で、制御装置は100系スペーシアの開発に生かされ、2007年に主電動機(モータ)と制御装置が、50000系列と同様の物に換装されています。

2015年には、津覇車輛にてリニューアルが施工され、接客水準を現在のレベルと同等の設備にするために、前面の行先表示器がフルカラーLEDの物へ交換し、前照灯はHID化され、連結器の下部に排障器が設置されました。車内は、内装のリニューアルやLCD車内案内表示器「パッとビジョン」とドアの開閉予告チャイムが設置され、座席の交換も行われました。

最近、10000系列の廃車が進んでいますが、10080系はリニューアルから8年しか経っていないので、個人的には、新型車両が導入されるまで、運用を続けて欲しかったです。

参考文献

「東武車両のリニューアル工事」粂川零一 鉄道ピクトリアル2018年8月号臨時増刊号株式会社電気車研究会 鉄道図書刊行会平成30年8月10日発行

「東武11480Fと11461Fが北館林へ」4号車の5号車寄り

URL(https://4gousya.net/forums/post/11480fと11461fが北館林へ)2024年1月16日参照

※写真は「2018 東武ファンフェスタ」開催時に東武鉄道南栗橋工場にて撮影

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