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JR東日本新庄運転区の検修庫

建築
JR東日本新庄運転区の検修庫
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JR東日本新庄運転区の検修庫は、1903年に奥羽本線の開通と同時に、当時の日本鉄道が新庄駅機関庫として建設した建物です。

建物の主要部であるバットレスはオランダ積みの赤レンガで壁面が構成され、建物前後の延長部分は木製で、小屋組は製材と鉄製部材を組み合わせたトラスです。奥羽本線開通当時の記録では、B6型蒸気機関車が5ー6両配置されていたと云われており、奥羽本線真室川ー院内間の院内峠では牽引力を増すために補助蒸気機関車(補機)が運用され、院内峠を走行する列車は真室川駅と院内駅で補助機関車(補機)との連結作業が実施されていたため、峠越えの拠点として日本の動脈を支える大変重要な鉄道施設でした。

2008年に近代化産業遺産に指定され、古くからあるレンガ造りの検修庫はJR東日本秋田総合車両センターやJR北海道苗穂工場に現存しますが、明治期の機関庫の姿を留める貴重な建物です。

今年で竣工から120年が経ちますが、安全輸送を支えるために今でも車両検修で使われており、鉄道のまちとして栄えた地域の賑わいを感じることが出来ます。

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