東武鉄道のホームドア設置計画

設備
柏駅に設置されているホームドア

東武鉄道では、2021年12月に国が創設した鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、本線系統と東上線の都心直通区間とアーバンパークライン全駅にホームドアを設置する予定で、将来的にホームドア設置駅を99駅まで拡大する方針です。

2025年度までに、東武スカイツリーライン北千住ー北越谷間の全駅に設置を完了し東上線の東武練馬・下赤塚・成増の3駅に設置する予定で、2035年度までにスカイツリーライン浅草・押上ー北春日部間・東上線池袋ー川越市間・アーバンパークラインの全駅に設置を完了し、伊勢崎線久喜駅に設置する予定です。2036年度以降にスカイツリーライン姫宮駅と伊勢崎線和戸駅、日光線東武動物公園ー南栗橋間の全駅に設置する予定で、獨協大学前駅については国庫補助を活用のため、鉄道駅バリアフリー料金制度の対象外となっています。

鉄道駅バリアフリー料金制度の届出整備期間においては、優先整備駅を定めスカイツリーライン浅草・押上ー北春日部間・東上線池袋ー川越市間・アーバンパークラインの全駅に設置する方針で、設置済みの駅を含め2025年度までに25駅、2035年度までに85駅に設置される予定です。東武鉄道では、今年の3月から鉄道駅バリアフリー料金制度の活用を開始しており、料金は全線1乗車あたり10円を基本とし、旅客運賃に加算して収受し収受した料金は、駅設備のバリアフリー化促進に充当されています。

既に、アーバンパークラインの新柏駅ではホームドアの設置に向けた工事が進められており、今後は各線区でホームドアの設置に向けた動きが加速するでしょう。

参考文献

「鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、駅設備のバリアフリー化を促進します」東武鉄道株式会社2022年10月19日のニュースリリース

「野田線におけるホーム柵の設置準備工事近況」4号車の5号車寄り

URL(https://4gousya.net/forums/post/野田線におけるホーム柵の設置準備工事近況)2023年6月8日閲覧

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