JR東日本では廃止となった車両用信号煙管

車両

JR東日本では、防護無線の整備が進んだことにより、車両用信号煙管が一昨年の11月に廃止されています。

車両用信号煙管

車両用信号煙管は乗務員室の屋根上に設置されており、乗務員が非常時に乗務員室の天井からぶら下がっている紐を引くと直ちに連続発炎し、対向列車に事故の発生を知らせるためのものです。1962年に常磐線三河島駅構内で発生した三河島事故を受けて、事故が発生した際に確実な列車防護を行う必要性から当時の国鉄が開発し、半世紀以上に亘り使用されてきました。

在来線電気・軌道総合検測車E491系E ast-i・E

なお、在来線電気・軌道総合検測車E491系E ast-i・Eについては、他の鉄道会社の路線の検測も行うため今後も搭載する予定ですが、他の鉄道会社では車両に車両用信号煙管を搭載していないこともあります。

これにより、今後の新製車両については、車両用信号煙管を搭載しない方針です。

参考文献

「仕業検査周期延伸と信号炎管廃止(JR東日本)」4号車の5号車寄り

URL「https://4gousya.net/forums/post/仕業検査周期延伸と信号炎管廃止(jr東日本)」2023年6月22日閲覧

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