JR東日本の列車無線デジタル化が関東・甲信越地方の路線では昨年11月に完了

設備

JR東日本では列車無線のデジタル化を進めていますが、昨年の11月に関東・甲信越地方の全路線で列車無線のデジタル化が、全て完了したそうです。

列車無線のデジタル化によって、通話やデータ通信を複数同時に行うことが可能になり、輸送指令からの指示を文字伝送で乗務員室にあるTIMSなどのモニターに表示することが出来ます。また、運行情報を車内案内表示器に表示したり、ATOS(東京圏輸送管理システム)が導入されている線区では乗務員室にあるTIMSなどのモニターに列車在線位置や遅延時分を表示することが可能になっており、車両故障が発生した際には車両の状態に関する情報を輸送指令や車両基地に伝送することも出来ます。

東北地方の一部線区においては2024年度に工事が完了する予定になっており、列車無線のデジタル化によって安全性と利便性の向上、業務の効率化が期待されます。

関連リンク

関東・甲信越の列車無線デジタル化は2022年11月に完了済み – 4号車の5号車寄り (4gousya.net)

「在来線デジタル列車無線システム」の導入について (jreast.co.jp) 東日本旅客鉄道株式会社2007年7月3日のニュースリリース

JR EAST Technical Review No.20-SUMMER.2007

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