進化する東武アーバンパークライン

経営
東武アーバンパークラインの新型車両60000系

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東武アーバンパークラインは大宮ー船橋間62.7Kmを結ぶ路線です。近年は、新型車両60000系の導入や複線化が行われ、沿線では人口の伸びが大きく、利用者数は右肩上がりです。

8000系

かつては、単線区間が多く車両は伊勢崎線や東上線など他線区から転属した8000系のみが運用されていて郊外の路線のようなイメージが感じられましたが、2014年4月1日に野田線のイメージアップを目的に路線愛称名に「東武アーバンパークライン」が導入されて以降、新型車両60000系の増備が進み柏駅にホームドアが設置され、2016年3月26日に行われたダイヤ改正では途中の停車駅を岩槻のみとする大宮―春日部間で急行の運転を開始しました。

2017年4月21日に行われたダイヤ改正では、新型特急車両500系Revaty(リバティ)を使用した特急アーバンパークライナーの運転が浅草ー大宮・運河間で開始し、逆井ー六実間の複線化と同時に2020年3月14日に行われたダイヤ改正では運河―船橋間でも急行運転が始まりました。運河―船橋間の急行停車駅は、流山おおたかの森・柏・高柳・新鎌ヶ谷で、平日朝・夕、土休日朝・夕夜間の大宮ー柏間において運河ー柏間の運転間隔を確保するために「区間急行」も新設されました。また、これと同時に特急アーバンパークライナーの運転区間が柏まで延長され、2021年3月に清水公園ー梅里間が高架区間になりました。

今後は、来年度以降に5両編成の新型車両の導入が予定されており、東武スカイツリーラインと東京メトロ日比谷線への直通運転が検討されているほか、全駅へのホームドア設置、大宮駅の改良、春日部駅の高架化などが予定されています。

イメージアップが進む東武アーバンパークラインの今後に期待したいです。

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参考文献

「東武野田線の路線愛称名「東武アーバンパークライン」のロゴマークを制定しました」東武鉄道株式会社2014年2月14日のニュースリリース

「東武鉄道 近年の車両情勢」 鉄道ピクトリアル2016年3月号株式会社電気車研究会 鉄道図書刊行会2016年3月1日発行

東武博物館だより2016年5月号 一般財団法人東武博物館平成28年5月1日発行

「東武グループ長期経営構想・東武グループ中期経営計画2017~2020」2017年5月12日東武鉄道株式会社

「東武野田線に関する話題」 4号車の5号車寄りURL(https://4gousya.net/forums/post/東武野田線に関する話題)2022年10月9日参照

「東武鉄道 東武アーバンパークラインの輸送と運転」鉄道ピクトリアル2020年11月号株式会社電気車研究会 鉄道図書刊行会2020年11月1日発行

「東武野田線 回想記」花上嘉成 鉄道ピクトリアル2020年11月号株式会社電気車研究会 鉄道図書刊行会2020年11月1日発行

「3月28日(日)から東武アーバンパークライン清水公園~梅郷間 高架区間の使用を開始します」東武鉄道株式会社2021年2月22日ニュースリリース

「東武 アーバンパークラインに5両編成の新型車両 を導入 します」 2022年4月28日東武鉄道株式会社ニュースリリース 

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